うつをカウンセリングする時の注意点

代表的な心理テスト

心理テストとして良く使われる「質問紙法」
心理テストには大きく3つの検査があります。まず一つ目が「質問紙法」と言うものです。これは文字通りアンケートのような用紙に記入することで性格や現在の状態を把握するためのものです。
これで有名なのが「CES-D」と呼ばれる質問紙でしょう。これは20項目からなる心理検査で、その人が現在抱えている鬱状態について知ることが出来ま す。簡便に検査できることがメリットですが「うつ病と思われたくない」「うつ病と診断してほしい」などのクライエントの気持ちも反映されてしまうため、過 信は禁物です。
 
■熟練が居るが内面を把握できる「投影法」
次に投影法と呼ばれる検査です。これは、曖昧な図版などからクライエントが連想するものなどを答えさせることで人格や性格的な特徴を知るための検査と言えます。
投影法の代表としては、何といってもロールシャッハテストです。漫画やドラマなどでも良く出てくるため知っている人も多いと思いますが、これは特定のインクのシミ模様を見て、そこから連想するものについて答えてもらう方法です。
クライエント自身が自覚していない内面なども知ることが出来る反面、習得するには相当の訓練が必要なことが特徴です。
 
■簡単で歪曲されにくい「作業検査法」
最後に「作業検査法」です。これは単純な作業を行ってもらうことによってクライエントの心理状態などを測ることを目的としています。
代表的なものとしては「内田クレペリン検査」があります。これは簡単に言えば単純な足し算を繰り返していくことで、その答えた量や答え方の特徴などから人 の性格的な特徴を把握することです。簡単に実行が出来る上に「こう見られたい」などの社会的望ましさの影響も排除できる反面、これだけで性格を把握できる わけでないというデメリットがあります。
 
■まとめ
心理テストには大きく「質問紙法」「投影法」「作業検査法」の3種類がある。だが、どれも一長一短であるため、これらを上手に組み合わせるようにすることが重要となる。