うつをカウンセリングする時の注意点

うつ患者に対する接し方

どう接するべき?
うつ病患者に対する接し方として一番重要なのは「話を聴く」ということです。とかく人間は、落ち込んでいる人を見ると「大丈夫だって!」と励ましたくなるものです。
しかし、このような励ましは逆に言えば「相手の暗い話を聴きたくない」と言うメッセージを発しているということにもなります。その為、会話の中で相手の 「感情」をくみ取って「それは辛いんだね……」などのように「相手の話にどこまでも付き合う」姿勢が重要になります。
 
■どれくらいであればカウンセリングに行くべき?
どのレベルでカウンセリングに行くべきかどうかについてですが、これについては何とも言えません。ただ、少なくとも「暗い気分を何とかしたい」と言う気 持ちがあったり、希死念慮(死にたいなどの気持ち)が出ている場合は病院に行くことをお勧めします。
また、うつ病に見えて実は認知症だったり統合失調症だったりする場合は多いものです。場合によっては脳腫瘍などが原因である場合も考えられ、これらの鑑 別を誤ると大変なことになります。その為、個人的にはまず、「うつ病かな?」と思ったら、まずはカウンセリングよりは腕のいい医師が居る病院に行くことを お勧めします。
 
■誰でもうつ予備軍?
はっきり言います。うつ病になりやすい人と言うのは「社会に適応しやすい性格特徴」を持っている場合が多いものです。その為、うつ病になること自体は悪いことではありませんし、うつ病患者=心の弱い人と言うわけではありません。
また、現在のストレス社会では誰しもうつ病になる可能性を持っているものです。そのことを考え、日ごろからうつ病にならないような生活習慣を作るようにすることが重要です。
 

うつ病患者に対しては、励ますことよりも相手の話をしっかりと聴くようにすることが大事。カウンセリングに行くタイミングは何とも言えないが、希死念慮 などがみられるときには受診すること。誰でもうつ病になることはあるので常に自己管理を行うことが重要。