うつをカウンセリングする時の注意点

うつをカウンセリングする時の注意点

どんな所に注意を置くべき?


まず、うつ病のカウンセリングを行う時に重要なことは、まず話をきちんと聞いて「アセスメント」を行うことです。心理療法を覚えたばかりの方には、相手のことを理解しないままに「さあ、認知行動療法をやりましょう」となることがあります。しかし、このような形で治療を始めても上手くいかないことでしょう。例えば、相手の成育歴や現在の仕事環境、具体的な抑うつのエピソードなどについて、クライエントに負担にならないようにしながら聞いてクライエントを理解することが重要です(詳しくは専門書を読んでいただければと思います)。

参考サイト
http://lsc-gold.com/counselor/

軽度の鬱と重度の鬱では対処は違う?


また、この際にうつ病の強さの度合いを考えることは重要です。基本的にうつ病は休養と投薬によって治療は行われていくものです。重篤なうつ病の場合には心理療法だけで治療を行うことは恐らく不可能です。と言うより、カウンセラーだけで対処すること自体が危険なので、必ず医師と協力して治療に取り組むことが重要です。
更に、うつ病エピソードがどの程度続いているかなどによっても対処が異なります。何年も抑うつが続いているクライエントの場合では、社会復帰などの視点からも対応方法を変えて行く必要があります。

カウンセリングでどこまで治療できる?


最後に、忘れてはいけないことですが「カウンセリングはあくまでも人によって効果がまちまち」と言うこと、そして「基本的には投薬と休養と言う土台の上に成り立っている」と言うことが重要です。
確かに、人によっては投薬などを行わずに心理療法だけでうつ病を治療できる人もいるでしょう(カウンセラー志望の人は、そう言う経験を持つ方が多い気がします)。しかし、全ての人がそうであるとは限らないため、「カウンセリングさえあればうつ病は大丈夫!」などと軽率に考えないようにすることが大事です。

カウンセリングではアセスメントが非常に重要。また、自分一人で何とかしようとせずに必ず様々な医療機関との協力関係を持つようにすることが重要になる。